浪江駅前散策
何時もの住宅撮影ですが、1年前に避難解除された浪江町の仕事が増えてきています。 午後一番の仕事開始ですが、早めの現場入りと合わせて浪江駅前を散策しました・・・写真を見てください。
浪江駅です。 避難解除は去年だったかな・・・詳細を調べず書いていますのでご了承くださいね。 駅前に車を止めて歩いてみました。
駅舎の一部です。
駅前です。 駅敷地内に一台のタクシーと、県外の車で来ていた若い方達が数人居る以外、殆ど人を見る事は有りませんでした。
目に付くのはやはり6年前に壊れたままの住宅です・・・勿論、取り壊し現場と相反した立て直し現場も目に付いている駅前でした・・工事作業員以外の人を見かける事はありません・・そんな駅前を歩いている自分が不審者に思えますよ・・。
壊れた民家が有ると思えば、一見ダメージの無かった住宅も逆に目に付きました。
駅前を離れた桜並木とかは何度も見ているのですが、駅前を歩いたのは震災前も後も初めてです。
駅前の飲食店、戸ガラスが割れていて店内が見えました。 震災当日のままなんでしょうね・・・何か宴会をしていたのかなぁ~。
一般住宅のガラスも割れていました。 寝起きで避難した状態そのままだと思います・・・写真を撮るのに敷地内に入っていません、路地から見える光景でした。
この写真は撮影現場に移動してから撮った写真です。 近所のたばこ屋さんです。
今回の撮影したお宅で、大黒柱が立派な古民家です。
仕事を終えて戻ります。
富岡町同様、帰還困難区域の隣町ですが、コンビニが出来、地域を離れた人達が徐々に戻って来るんだろうと思いますが、自分が住人だったらまだまだ町に戻る気にはなれないなぁ~と言うのが感想です。 住宅が壊れている、お店が無い事も戻らないと言う理由ですが、何より駅前に人が居ない寂しさは町と言えないと感じた散策でした。