いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

富岡町

昨日は今年4月に避難指示が解除された富岡町に行ってきました。 南相馬市小高区、楢葉町は何度も行っていますが、原発事故後の富岡町の仕事は今回が初めてです。 天気も不安定で戻る頃は雷、雨が降り始めたり止んだりの常磐道で帰宅しました。


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10時からの仕事開始・・・渋滞も考えて6時スタートで、これからバイパスに乗ります。


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久ノ浜バイパスです・・・この道路が出来て久ノ浜駅前の渋滞がかなり改善されたでしょうね。


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朝の陽射しが西向きの斜面にも当たり始めます。


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現場を確認してから近所を散策です。 現場は富岡インターの近所にあり、除染や家屋の取り壊しやリフォームも以前から進んでいたんでしょうけど、インターに入る道路以外,脇道に入った事が無かったので状況が分りませんでしたが、震災後、誰も住まなくなり雑草がボウボウの住宅(しかも新しい)、取り壊されている家屋、リフォ-ムされて敷地内も奇麗な住宅などが入交り、やはり異常な状況だと感じましたよ。


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富岡インター辺り、車の通りが多いです。 富岡インターは原発事故地域最前線の高速インターなので当然と言えば当然ですよね。


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仕事先ですが、とにかくお城みたいな一般住宅で、建坪が90坪を超えているお宅です。 我が家の敷地以上の建坪ですからねぇ~。 写真手前の屋根の住宅は平屋ですがこちらも結構広いお宅で、勿論、家主さんが一緒です。 驚いた事に手前の平屋を含め自分より若い男性が一人で住むそうですよ!!


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仕事が終わった後、平屋の方でコーヒーをご馳走になりながら話をしました・・・・。今現在は避難先の郡山市のアパート暮らしですが、この家に戻るそうです。

アパートから見える景色が日々変わる事や雑然とした都会の暮らしが自分に合わないと感じているようで、富岡に戻り、売れないと思うけど米を作るそうです。 最悪自分が食べる分だけでも良いや・・などと話していました。

それには日々の日用品が売られるお店が必要で、富岡町の国道沿いにスーパーがオープンしたけれど、まだまだ品数が少なく、売られている食品類も地域に住む住民よりも作業関係者さんを意識した品揃えだと感じているようでした。