いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

鎮魂と祈り。

前ブログに続きます。 

イメージ 1

仕事先、小高区浦尻地区で時間調整のため散策をしました・・・ドローンを飛ばしていた撮影クルーが仕事先の近所に居ました。 近くには寄りませんでしたが、離れて写真を撮りました、撮影クルー達は自分が仕事を終えるまで居たので風を見ながらの撮影だったんでしょうね・・・かなり強い風が時折吹いていましたから・・・。


イメージ 2

車でやってきた僧侶が海に向かって祈りを捧げ戻っていきました。 小高区浦尻地区の海岸沿いはこんな感じで工事が進んでいます。


イメージ 3

この写真から浪江町です。 


イメージ 4

普段なら撮る事のない、カメラを向ける事が無い海岸に有ったお墓です。 勿論、手を合わせてからの写真です。 お墓の台座は荒れていて墓碑は一か所に丁寧に並べてありました。

イメージ 5

こちらの写真も手を合わせてから撮った写真です。


イメージ 6

海岸に沢山の車が集まりだし、見ているとテレビクルーや新聞各社が集まっていました。 ちなみに昨日の夕方のニュースや今朝の朝刊ニュースになっていました。 自分が見ている民友新聞では紙面トップがこの時の写真が使われていましたよ・・・。


イメージ 7

民友新聞の正確な情報を引用します。 江戸時代から山田地区に伝わる 山田のじゃんがら念仏踊り で、震災後初めて町内で奉納されたそうです。 山田のじゃんがら念仏踊り浜通り地区に伝わるじゃんがら念仏踊りの北限とされているそうです。

踊りを継承する山田芸能保存会のメンバーの強い希望で今回の奉納が実現されました。 それぞれに避難している地域から7名が集まり、海に献花した後、鎮魂の踊りを繰り広げて居ました。 民友新聞一部引用しましたのでご了承ください。 写真は全て自分が撮ったものです。


イメージ 8

報道陣が踊りの様子を囲みます、自分はコンパクトデジカメです。 報道写真撮影も経験が有る自分にとってこんな光景は血が騒ぎます・・・コンデジ片手に報道陣の前に出てしまいましたよ・・・すみません、邪魔なオヤジで、しかもコンデジ撮影で・・・。


イメージ 9

避難先各地からこの日の為に集まったと思われるメンバーさん、一人ひとりが海に向けて献花しています。


イメージ 10

黙祷、祈りをを捧げます。


イメージ 11

そして、じゃんがら念仏踊りを捧げます。

イメージ 12

メンバーさんが並んだ写真も撮っているのですが、こんな光景写真を使わせていただきます。


イメージ 13

時間的に最後まで見届ける事は出来ませんでした、ラストカットです。 さぞかしコンデジ持ったオヤジがこんな写真を撮っている姿を見た報道陣は何と思っていたでしょうね。


鎮魂と祈り・・・前記事の続きでした。