いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

彷徨うドクター達

今年、最後の月に嫌いな病院に行くことになった。 以前のブログ記事で書いたけど、病院嫌いの自分が何で病院に行ったか・・・・改めて最初に・・・・胃の痛みは常にある事なのですが、今回は普段の痛みと違っていたのがきっかけでした。 以前から素人でも分かる血便は日常的に有ったので、この際だから原因だけは把握しておこうとの思いもありました。

結果的に病院通いは間を空けて3日間でした、考えうる検査を全てしたと言う事なのですが、予想外の結果もありましたが・・・その時、接したドクター達に感じた事を書いておこうと思いました、改めて病院嫌いが増幅されたのは間違いがないです。

自分の感じた事、ある方に言わせれば日常茶飯事だと言っていた・・・自分もそうなんだろうと納得する事柄なんだけど、今回はドクターの行動を見てドクターを責めるのでは無く、診察を受ける患者さん自体が疑問を感じた時には声をあげてみたらどうだろう?との思いから書きたいと思いました。

写真はイメージです 【 彷徨うドクター達 】 あてもなく歩きまわる・・・迷いながら歩く・・・・使命感が薄くなっているドクター達をイメージしました。


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新患として病院に行きました、最初に書いた理由からです。自分の体調変化を伝え、血液、尿、エコー検査から始まりましたが、以外にも血液検査、尿検査、エコー検査は問題が有りませんでした。

これは自分も驚きでしたよ・・・・中性脂肪は高かったもののそれ以外は数値の範囲内で尿も問題なし・・・糖が出ると覚悟していましたが、糖も出ませんでした。

問診でタバコは18歳から、晩酌は毎日4~5合飲んでいるので、飲み過ぎですよなどと言われましたが、ドクターのお墨付きを頂いたような感じでしたよ。





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二度目の病院は胃カメラを飲みました。合わせてCTを撮る事にもなりました。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍は間違いないと思っていた自分にとって、またも意外な結果でした・・・奇麗な胃ですよとの判断です。 胃が痛いのは常なので潰瘍でドロドロ、グチャグチャのイメージしかなかったんだけど・・・・。

初診で主治医になった方と検査をする医師は違います。この辺りから係る医師達を自分なりに観察しています。

主治医は一見、気難しそうな雰囲気です、こちらから質問したら はぁ~ などの反応が有りそうな雰囲気です。 逆に、胃カメラの医師は今回一番良い印象でした。



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CT検査で大腸にもやっとした影が有る事が分りました、次回大腸検査をしましょうと言う事になりました。

その検査を終えてから総合的に説明をいたしますと言う事になり、次の病院行きが決まったのですが、この段階では検査の結果を踏まえての主治医の見解が有りません。

検査データを見ながら見たままの説明だけです。
胃が綺麗ですね、CT検査は今の段階では何とも言えませんが取り敢えず大腸検査をしましょうと決められました。

ここまでは普通の流れかと思っていましたよ・・・・が、しかし別の大腸検査の医師、待合室で待っている時の別の医師の行動、言動、主治医の行動に疑問を持ちました。


大腸内視鏡検査を受けるために看護師から説明を事前に受けます。 胃カメラの時も同じでしたが、内視鏡検査は稀にリスクが有ります・・・そんなリスクに同意しますか?という欄で署名して同意しました。

合せて最後にポリープ等が有った場合、検査と同時に組織を採って生検と言うのが有ります、生体検査と言うらしいですが、希望しますか?希望しませんか?・・・という項目では検査を希望しますと書きました。 これは患者にとっても重要な希望だと思います。


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検査前の前日から食事を控え下剤服用、検査当日は2リットルの下剤を朝から飲んで何も食べられません。

検査室に入りました・・その時の検査医の表情が印象的で、やる気無い表情・・早く終わらせて帰りたい、もしくは面倒くさいといった表情でした。 胃カメラの検査医とは真逆でした。

検査が始まったのですが、下剤を大量に飲んでも少しは内容物が残っています・・・そこで検査医が看護師に言っていた言葉が何を飲んだの?看護師が下剤の名前を告げていましたが、検査を受けている自分にとって下剤の種類を確認するんじゃなく、大腸の異常を確認する事に集中するんだろうよ・・・残っていた内容物を取り除きながら撮影していましたが明らかに面倒くさそうでした。



自分も映像を見ながら検査を受けていて気が付いたのですが、ポリープが素人目にも確認できました。 その時に生検用の組織を採っているんだろうと思っていました。

後日、検査が終わり今までの検査の総合的な見解が主治医から有ると言う事でその日を迎え、診察室で待ちました。 その、待っている時に別の診察室の医者が出てきて待合室の患者を呼んでいたのですが、独り言のように ”目の前で呼んでいるのに返事もしねぇ~”などと信じられない言い方で毒ずいて診察室に戻りました。

呼ばれた患者、ご老人が診察室に入ります・・・今時の病院内はマスク着用なんですよね・・・ご老人もマスクをしていて診察室に入ったのですが、聞こえた医師の言葉が今でも残っています。 ” 顔が見れないからマスク取れよ ” こんな言葉でした。 医師より遙かに年上のご老人に ” 顔が見れないからマスク取れよ ” の言葉ですよ・・・・。

自分の主治医になっていたら最初から喧嘩ですね。 後で病院関係者に聞いたら、この病院では知らない人はいないみたいで、横柄な態度は関係者にも嫌われているそうだと聞きました。 


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自分の検査結果説明が始まりました・・・・が、何の事は無い検査の画像の説明、今までのデータの確認だけで何故胃が痛いのか?血便なのか?の医師としての説明なし・・・画像を見てこれがポリープですね程度・・・悪いけど画像を見ながらそんな説明なら自分でも出来ますよ。

聞きたいのは何が原因で症状が出ているか?ですよ。

結果的には別の設備の整った病院を紹介しますから…との言葉。 希望していた検査の時、採った生検組織の結果はどうなったんですか?と聞いたらやっていないとの返事・・じゃ、希望した意味が無いんじゃないですか?と問い正したらオロオロと説明が看護師と同時に話し始めました。
二人同時に話しているので、済みませんがどちらか一人にして貰えませんか?と強く言ったら主治医がオロオロ応えていました。


患者としては一番重要な関心ごとの組織を採らなかった理由が、検査時のリスクを考えて検査医が判断したんでしょう・・・・・んん?? リスクに同意して署名して希望したんですよ・・・と言ったら改めてオロオロ説明が続きました、人手が足りなく手が回らないとか、訳の分らない事を言い出しました。 じゃ、検査医の独断でやらなかったんですねと言ったら、検査医の判断ですと話していましたよ。  じゃ、主治医のあなたの指示を検査医は無視したと言う事であなた自身が怒らないといけないと思うのですが・・・。

検査は終わっているので埒があきませんが、紹介された病院で改めて同じ検査を受けなければいけなくなりました・・・今回の検査で組織を採って送っていれば次の病院での二度手間は省けたはずです。

紹介状を書いている間、改めて待合室で待っていたのですが、主治医が直々に持って来ました・・・名前を呼ばれ主治医の所に行こうとしたら、良いでよ、良いですよ僕が行きますからと言いながら自分に寄ってきましたよ。


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彷徨うドクター達、あなた達の世界、意識の中で何に彷徨っているか?何を考えながら患者と向き合っているのか?知りたいと思った病院通いでした。








自分は何事においてもクレーマーでは無いと思っています。 自分で言うのもなんですが、割りと相手の言い分を聞く方だと思っています・・・ただ、今回みたいに明らかに疑問の残る事柄に対しては声を上げてみました。

確かにお年寄りの患者さんが多い中、医者としての仕事も多くて手が回らない状況も有るんだと思いますが、せめて患者と向き合った時はプロ意識を持ってもらいたいと思うのですが・・・たとえ相手がお年寄りだろうが、軽微な症状だろうが・・・。

合せて自分たち患者側も言葉を出すのを恐れず、納得いかな事柄はきちんと声を上げる事が大切だと感じました・・・声を上げる事は決してドクター達を馬鹿にしている訳ではありません。
 
今回、わずかな時間の中で接したドクター達も仕事を離れれば親しみやすい方達だと思います・・・せめて仕事をしている時は環境に自らが彷徨うんじゃなく、治療を求めて彷徨う患者の身になって頂きたいと願うばかりです。