いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

高柴デコ屋敷 大黒屋

中々ブログアップ出来ない状況でいます・・・まっ、ペースを乱しながらブログアップするより落ち着いている時にブログアップした方が良いと考えています。 気長にお付き合いください。

郡山市に有る高柴デコ屋敷 本家大黒屋さんに行ってきました。 勿論、高柴デコ屋敷の事は知っていたのですが行ったのは昨日が初めてでした。 住所は郡山市なのですが、自分のイメージの中では三春町だと勝手な思い込みがありました・・・お聞きすると以前は三春町だったそうです。

            高柴デコ屋敷 本家大黒屋・・・福島県郡山市西田町高柴字舘野163
                ホームページをリンクしましたので詳細を見て下さいね。

今回はホームページ制作用の写真素材撮影で向かいました。 高柴デコ屋敷と言うと数軒の張り子の伝統職人さんが集まった集落のことで、今回は高柴デコ屋敷 本家大黒屋さんに訪問したことになります。 自分のイメージ、感じた事を書きますので、正確さを欠いた言葉使いや認識が有ると思いますがご了承ください・・・ネット検索で沢山の資料が出てきますので見て下さいね。


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ナビ案内で三春町から郡山方面に向かいました。 国土交通省の道路標識にも案内が有り、道に迷うことは殆どないでしょう・・・里山の細い道を進むとデコ屋敷大黒屋さんの物産館と別の物産館さんが迎えてくれます・・・里山に突然現れたお土産屋さんと言った感じでしたよ。


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撮影場所を本家大黒屋(快適古民家再生住宅)に決め、案内された古民家玄関口に置いてあった復興祈願ダルマが目を引きました。 本家人形師21代目、橋本彰一さんの震災当時の思いがダルマに書かれた沢山の方々のメッセージと共に伝わってきました。


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大黒屋さんの象徴ともいえる木槌を振る大黒様の古人形です。


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地域内に一軒だけ造り酒屋さんがあるそうです・・・その造り酒屋さんと大黒屋さんがコラボした日本酒です。
張り子人形とはジャンル違いですが、地域内の物産品をお互いが助け合う繋がりは大切だろうと感じましたよ。


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販売されている伝統民芸品の一部です。 虎の張り子は東京浅草にある寅屋さんのマスコットになっているそうです。


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十二支に居ないその理由とは・・・大黒屋さんの取り揃えるアイテムの中でもかなり人気の高い うっかり猫 のアイテムです。

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うっかり猫と共に伝統民芸品をモチーフにしたアイテムも多数取り揃えています。 写真は虎ストラップです・・・ うっかり猫シリーズアイテムと共に若い方から年寄りまで幅広いファンが居るそうですよ。


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さてさて、初めてお会いした高柴デコ屋敷 本家大黒屋さん・・・21代目人形師 橋本彰一さんです。 お会いする前のイメージを言わせてもらうと、21代目の肩書なので自分より歳上のガンコ爺ちゃんが出てくるのかと思いきゃ、イケメンの若い方だったので拍子抜けしたと言うのが本音です・・・・勘違いされると困るのですが、若いからと気を抜いた訳ではありませんからね・・・伝統民芸品を継承する為のしっかりとした考え方を持った21代目さんでした。 話をしていても伝統民芸の事や若さなりの将来に向けた希望もご自分なりに確固とした意思が有ると思いました。


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改めてデコ屋敷 本家大黒屋さんのホームページを見ていて、三百年の歴史を誇る伝統民芸品の里で日本三大駒の一つに数えられる 三春駒、子育て木馬制作が続けられている事に郡山市は元より福島県民にとっても貴重な民俗文化財産だと思いますよ。