いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

帰還困難区域を通りました。

間もなく震災から5年目を迎えます、東日本の沿岸部は津波被害が甚大でした。 ここ福島県に至っては地震津波原発メルトダウン被害と言う3重の災害を経験したことになります。 当時は再生できるのだろうか?と思わせる程の惨状で意識が萎えてしまった事を今でも思い出します。 今現在、各地で復旧復興作業が進んでいます・・・・・が、4っ目の災害と言っても過言じゃない水産物、農産物等々の風評被害は未だに尾を引いたままで5年目を迎える事になります。


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先日、仕事で帰還困難区域を通ることになりました。 何度も通るたびに写真を撮っているのですが、今回も改めて写真を撮りながらの移動になりました・・・車を止めてじっくり写真を撮ることは出来ません・・・毎回、同じ様な写真ですが紹介いたします。 上の写真はいわき市のバイパスです、出勤時間帯ということもあり上下線ともかなり渋滞しています。 こんな渋滞が広野町あたりまで断続的に続くのが昨今の道路状態です(朝の通勤時間帯です)


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帰還困難区域に入りました。 未だに横道には許可なくしては入れず、バリケードが延々と続きます。


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相変わらず工事車両、警察車両が頻繁に目に入ります。


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この区間を通る度に気になっているのが道路脇に放置された習志野ナンバーのバイクです。 震災直後に放置されたみたいですが、なぜ?放置したんでしょう・・・当時運転していた方の行動、動向を想像すると不思議さが増してきます。   この区域の物の移動は規制されているのだろうけど、気になるバイクです。
 


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帰還困難区域を抜けて仕事先の南相馬市原町区に入りました。


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仕事を終えて帰還困難区域内にある常磐道富岡インターに向かいました。


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一部の田園は今にでも作付が出来るくらいにまで整備、除染作業が進んでいるように見えますが、帰還困難区域にある写真のような田んぼは何に使うんでしょう?使えるんでしょうか?単純な疑問が湧きました。


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常磐富岡インターに入ります。


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走って間もなく道路脇の線量計が目を引きました。 自分の勉強不足で申し訳ありませんが・・・この放射線量が多いのか?少ないのか?人体に影響が有るのか?無いのかさえわかりません・・・そもそも自然線量ってどのくらい有るのかさえ分りません・・・数値が小さければ小さいほど良いのでしょうけど・・・。


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    雨じゃなければ帰りがけ、復興の進む沿岸部に立ち寄ろうと考えていたのですが、断念しました。