いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

帰還困難区域を通る。

昨日、7日は南相馬市鹿島区の仕事が入りました、一般住宅の撮影です。 震災後、今までは49号線で中通りに向かい、川俣から浜通り南相馬市に戻るルートで片道3時間コースの地域でした・・・先日、浜通りの動脈とも言える6号線が全線通れるようになりました。 一桁台の動脈国道が長期に渡り通行止めになる事は昔も今でも自分の記憶の中には有りません・・・・そんな国道を通る事に興味が有ったので今回の仕事を受けたと言うのが本音です。
 
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常磐道富岡インターを降りて6号国道に入りました。 まだこのあたりは帰還困難区域ではないのですが、個人宅、脇道の至るところにフェンスが張られていました。 
 
 
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帰還困難地区に指定された双葉地区に入ります。 以前6号線を北上するとランドマークの様に見ていた大木です。 震災前も含めて何年ぶりに見たんだろう・・・・?
 
 
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余程の緊急事態以外は車を止める事が出来ないような状況です。 まっ、未だに放射線量が高い地域なので自ら車のウィンドーを開ける事や意味のない駐車はしないでしょうね。
 
 
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  国道から見える範囲の景色・・・・震災後手つかずとしか言えませんでした。
 
 
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仕事を終えていわき市方面に向かいます。 同じ方向に走る車、すれ違う車・・・当たり前なのかも知れませんが、工事車両のダンプカー、何かに係る工事関係者の普通車、以外に思えたのが大型バスの多さに驚きました。 合わせて開店しているコンビニの混雑・・・考えれば当たり前なのかも知れませんが、人の多さには驚きましたよ。
 
 
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通りがけに撮ったこんな日差し・・・これからも曇り続けるのか?日差しが戻るのか?をイメージした写真だと思いました。
 
 
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ひとつだけ自分の私見を・・・動脈たる国道沿いの町の風景、この写真一つをとっても震災後の原発事故は3年を過ぎた時の流れを考えても未だに地区に影を落としていると自分は感じました。