いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

写真講習

今日は初心者向けの写真講習をしてきました。 初心者と言っても今までも、これからも写真撮影をしなければいけない業種様向けの講習と思ってくださいね。 教えなければ自分の仕事が増えるなどと器量のちっちゃい事は考えていません・・・・撮影が無理ならば即あきらめて、迷わず自分に依頼するのが最終的なコツです・・・などと営業は忘れませんでしたけどね・・・(笑) 去年今頃だったかな?・・・貝泊写真倶楽部の写真講座に来た方には同じような内容なので思い出して見てくださいね。
 
 
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今回は簡単な資料を作りました。 以前同じような会社での講習の時は自分も初めてと言うこともあり行き当たりバッタリでしたが(スイマセン)今回は参考写真も自分で作っての説明に入りました。
 
 
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こんな写真で説明です、知っている方は何を言いたいか?分かると思います。 ただ、分かっていても使うレンズによっては効果が違うので、基本は自分の使う機材、レンズ特性を知ることが大切です。 高価なレンズを買ってもレンズ特性を知らなければ宝の持ち腐れですからね・・・・。
 
 
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これは貝泊写真倶楽部の写真講座でも説明したと思います、質感の表現ですよ。 勿論、仕事によっては質感よりも姿、形を見せる依頼もあるので仕事依頼に合わせる事が大切です。
 
 
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上の写真とこの写真で質感と言えばこちらの方が質感が出てるはずです・・・。質感を出すには基本ライティングがあると言う説明で使いました。 因みに生意気に専門的に言うと、人の目の階調(写真用語ではラチュチュード)は数字に出来ないぐらい優秀なのですが、写真ではかなり狭いです。ネガフイルムで7階調と言われていますがリバーサルフィルム(ポジフイルム)、現在のデジカメ(ポジ像)では5階調しか無いと聞きます。 と言うことは目で見ると滑らかな影に見えても写真にすると強い影になってしまうんですよ。
 
 
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今回のキノコの写真撮影のラスト(本撮り)はこんな感じになります。 ここで細かい説明はしませんが、写真を撮ることに慣れている方なら直ぐに分かると思います。
 
 
今回の記事で細かい説明はしませんが、プロが写真撮影をする時には基本中の基本と言うことで紹介いたしました。 勿論、依頼内容によっては基本を崩すこともある事をご了承くださいね。合わせて基本が出来ない現場も有ることもご了承ください。 各現場で基本が出来ないなら出来る限りの対応、臨機応変さが一番大切だと思います・・・基本を覚えて基本以外になる現場で文句を言うカメラマンが多いと聞きます、自分の思い通りにならない、依頼内容と違う、と臍を曲げるカメラマンが居ると聞きます、そんな方はプロじゃありませんと言っておきます。
 
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 そんな現場で臨機応変に対応して撮った写真がこんな媒体で世間に出るとやはり嬉しいですよ。 
 
専門知識、高価な機材を持っていても仕事が無い方も居ます・・・自分みたいに専門知識を余り分からなくても高価な機材を持たなくても仕事が取り敢えず有る・・・今回の仕事で一番言いたい事・・・仕事としての写真撮影、要は結果商売です。高価な機材を買っても知識が有ってもクライアント様にNOと言われたら仕事にならないんです・・・・。相手が人なら自分も人としての対応が一番の技術だと信じて疑わないですよ。