いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

角松作り・・・貝泊小中学校。

今年も残すところ2週間になってしまいましたね~。 気分的には年末だと言う感じは無いのですが、今日、貝泊小中学校の角松作りの授業を見に行って改めて年末だと言う事を認識しましたよ。 以前から書いている様に貝泊小中学校は今期で閉校になってしまいます・・・・・故に今年の小中学校のイベント全て学校の歴史と共に最後でも有るわけです。 今年は貝泊写真館としても貝泊小中学校のイベントに出来るだけ足を運んで写真を撮りたいと思った訳ですよ。
合わせて、いわき情報サイトWEB・TVを運営するOさんが空撮もしたいと言う事になっていたのですが、生憎の雨模様で空撮は断念しました。 後日、改めて再トライする事になりました。
 
 
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貝泊地区の区長(貝泊コイコイ倶楽部会長)さんが全面的に協力して下さり、角松の土台から松・竹・梅・ナンテン、藁やら縄やら制作道具やら殆ど準備してくれて居ました。・・・・そうそう、写真の榊と締め縄もです。 角松は対で有るものなので2個分の材料です。
 
 
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小中学校校長挨拶、区長挨拶を終えて制作開始です。 小中学校の生徒さんは二人しか居ません・・・生徒さんの楽しそうな顔は勿論でしたが、校長始め先生方も生徒に負けないぐらい楽しそうでしたよ・・・当然自分も見て居て楽しかったです(笑)
 
今回の角松制作の様子をNHKが取材していきました。 5時位に放送されている番組はまなかあいずで今日放送されるそうです。 番組編成に変更が無ければらしいです。見て下さいね。
 
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まずは土台となる小さいドラム缶に藁を巻いていきます。 この上にバラバラの藁を見ためが良いように重ね巻きします。 手慣れた感じで生徒さんに説明する区長さんです・・・・ここで裏話なのですが、区長さんも角松作りは初めてらしくネットで作り方のマニュアルを持っていました・・・内緒です(笑)
 
 
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巻いた藁を縄で縛ります。 ここでウンチクがありました・・・縄は下から三段に分けて縛るのですが、縄を巻く回数が下から七回巻き、中が五回巻き、上が三回巻きと決まっているそうです・・・七五三ですね。
縄を縛る時は 男縛り と言うらしく絶対に緩んでこないそうですよ・・・・・区長が長年慣れ親しんだ生活の知恵をを発揮していましたと、言いたいけど・・・マニュアルに書いてあるのを自分はチラ見していましたよ・・・(笑) でも以前から思っているのですが本当に勉強熱心な区長さんなんですよね~。
 
 
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土台はこんな感じに仕上がっています、次は竹の加工です。 作業工程を飛ばしています、本当はもう少し細かな作業も有りますからね。
 
 
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竹の斜め切りは流石に慣れている方でも難しい作業だと思います。 危ない作業はベテラン区長さんが作業をします。 勿論、校長始め先生方達も作業を手伝っています。 自分の弟子が前から作業風景を撮っています、
嘘です(笑) 研究熱心な若手の先生ですよ。
 
 
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今までノコギリを使った事があるんだろか・・・?無いとすれば初挑戦ですね。 やはり最後は生徒さんの手による作業でしょ~。 この後、土台に三本合わせた竹を立てて回りに松、梅、ナンテン、榊、締め縄を飾り付けて出来上がりです。
 
 
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出来上がり貝泊小中学校の玄関を飾りました。 うんちくです・・・・竹を切る時に説明が有ったのですが、竹を切る場所が有り、写真の様に節を下に入れて切ります。 竹を斜めに切った所は顔になるそうです・・・故に顔が笑っている様に見せる事が大切だと区長さんが説明していましたよ・・・・・決してマニュアルを見ながら説明した訳では有りませんからね。                   覚えて来たそうです(笑)
 
 
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  集合写真です。 素直な生徒さんと素直な区長さんと先生方の笑顔が良いですね~。
 
 
       おっ、そろそろNHK・はまなかあいずが始まってしまいますね。 見て下さいね!!