いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

ふくふく牧場復旧に向けて・・。

ふくふく牧場さん、震災以来未だに水が復旧していない。
 
3.11の余震では水源が変わってしまい、今までの取水口は水が枯れてしまいました。
 
水の供給が止まった訳です。  日々の水、牛、羊さんの水は今も牧場外から汲んでくる毎日です。
 
お風呂はどうしているんだろう? それも大変だろうね。
 
 
前回、水源確保のお手伝いに行った時 (結局水は出なかった) にミニバックホーキャタピラーが切れて
 
走行不能になっていました。 そのミニバックホーのキャタピラが昨日届いたと言う事で急遽、ふくふく牧場さん
 
に向かう事になりました。
 
イメージ 1
 
田人の役場辺りから県道71号に入ってすぐに桜並木が迎えてくれる。
 
桜もだいぶ散ってしまい若葉のトンネルに変わりつつありました。 前回来た時はまだ蕾だったのに・・。
 
数日でこんな状態になっていました。 途中の田人黒田の枝垂れ桜はそろそろ終わりでしたね。
 
 
イメージ 2
 
ミニバックホーキャタピラーも多少手こずったけど無事に取り換えました。
 
こんなちっちゃいバックホーでも今回は大活躍したと自分は思っています。 大活躍のお礼にふくふくさんが
 
グリスアップしていました。 人で言うヒアルロンサンになるのかなぁ、関節がスムーズになりましたよ。
 
 
イメージ 3
 
新しい水源はふくふく牧場に向かう道路脇。 今までの水源より下になります。
 
牧場から下に100メートル以上水道管を通す堀をふくふくさん一人で掘っていましたよ。勿論、重機を使った
 
とは言え大変な作業には変わり有りません。 今日は掘った溝を均す作業をちょこっとだけ手伝いました。
 
 
イメージ 4
 
こんな水道管を新たな水源まで埋設する作業がこれからです。 それも100メートル以上・・・・。
 
 
イメージ 5
 
今までは水源が牧場より高い場所に有ったので自然に水が流れてきていたけど、今回の水源は牧場より
 
下になるので心臓となるポンプ施設も作らないといけないらしい・・・・。
 
正に今日、その心臓となるポンプが届けられました。 以外に小さい・・・でも人間で言う心臓なんだよね。
 
 
イメージ 6
 
そんな水道管を埋設する溝の作業をしていると、トラックが来ましたよ。
 
有るボランティア団体が手配したと言うペットボトルの水が届けられました・・・それも1トン。 ふくふくさんは
 
だれが手配したか分らないと言う・・・予想はしているんだろうけどね。 ここで改めて情報の発信が大切な
 
事を感じましたよ。 
 
 
イメージ 7
 
今回の震災で各国から届けられた支援物資。 韓国、カナダの文字がありました。
 
水はまだまだ補給出来るとボランティア団体の人が言っていました。今回、水を運んで来てくれた方が3名
 
居ましたが一人は地元のコーディネィターと思われる方とトラックを会社から借りて神奈川からボランティアに
 
来ている方と北海道札幌からボランティアに来ている方が手伝ってくれました。
 
全国からいわきに来てボランティア活動をしている方達全てに感謝いたします。 いわきだけじゃ無く東北各地
 
に入り活動されている方達には本当に頭の下がる思いで一杯です。
 
 
イメージ 8
 
有り難いペットボトルの水・・・・ちっちゃいミニバックホーが更にちっちゃく見えるほど存在が大きな水です。
 
 
イメージ 9
 
そんな恵の水をふくふくさんより早く自分が頂いてしまいましたよ(アセ) うんまいコーヒーを入れて・・・。
 
平常時なら遠慮もしないで頂くコーヒー・・・・今日のコーヒーはここ最近で1番美味かったよ。
 
 
長くなりましたが今日のこんな突然の水の事情で 5月3日の予定を少し変更いたします。
 
11時に貝泊写真館集合は変わりませんが、集合後にふくふく牧場さんに移動してのバーベキューになります。
 
何度も言っているように、こんな時期にバーベキューと思われる方が沢山居ると思いますが、貝泊写真倶楽部
 
の会員さんの行動だけを見ていてもそれぞれに頑張っている事を自分は知っています。
 
今回は事情により小さなバーベキューになってしまいましたが、何時か必ず地域を絡め、自分達だけじゃない
 
多くの人達が参加出来る、ひと時だけでも ”楽しく、笑顔で過ごそう” バーベキュー企画をしたいと考えていま
 
す。