いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

はしゃいだ後に・・・。

いわきサンシャインマラソンに参加した ”赤鼻しし平” さんの激走ぶりを撮影した昭和生まれの三人組が
 
心と体を休める為に最後に立ち寄ったのが、最近、貝泊写真倶楽部会員さんが出入りする昭和の匂いが
 
漂う・・・たいらのとある喫茶店
 
中心街から外れているのも落ち着く要因の一つで、 店内に入ると珈琲を注文する前から心が落ち着く。
 
そのまま自分の想いを馳せる時間に入り込みそうな感じです。 お店の方が注文を取りに来てあわてて
 
珈琲を注文するような・・・それほどお店の雰囲気に馴染んでしまう。 
 
 
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決してお洒落とは言えない店内にこれもまた武骨な換気扇が回っている。 そんな換気扇の回る音も雑音に
 
ならずに耳の中に自然と入ってきますよ。 煙草を吸う自分にとって換気扇の回る音と共に青い煙が躍りだす
 
感覚に包まれるのはこの場所ならではの特権だろう・・・・。
 
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珈琲豆を挽く音さえ聞こえて来そうな壁際に置かれた珈琲ミル。 珈琲の事は詳しくないので珈琲ミルと言うの
 
が正しいのかはわからないけど・・・そんな事はどうでも良くって、勝手に音の感覚だけが先走っているのは
 
間違いがない事です。
 
運ばれてきたブレンド珈琲を飲みながら今日1日を振り返ってみる物の、時間の止まった古時計の針を眺め
 
ながらこの古時計の針が止まったず~っと過去の時間に想いを馳せている。
 
現在から先もこの古時計の針は間違いなく動かないだろう・・・・。でも、また再びこの店を訪れた自分は同じ
 
針の止まった時計を眺めながら時計の針が止まった瞬間、時代に想いを馳せてしまうんだろうね。
 
 
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本当にこの時計が何時頃止まったのだろうか・・・気になって来た。
 
 
換気扇が回る音の中、煙草がゆっくり吸えて珈琲を飲みながらぼ~っとしていられる時間、空間を楽しめれば
 
それで満足。 ここに来てまで今日1日の出来事を思い返すなんて馬鹿らしい・・・。
 
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こんなゆったりした時間を感じるのはお店が古いとか、昭和レトロぽいとかじゃ無く、自分の持つ感覚と
 
お店の持つ雰囲気がどこかでシンクロしている事は間違いないんだと思う。
 
扉を開けた時のお知らせベルに始まり、お店の匂い、奥まった場所に有る換気扇の回る音、全てが心地良い
 
こんな自分が落ち着く喫茶店は誰にも知られたくないような気さえしています。