いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

深まる里山の秋・・・残念な事も・・・。

今日、午前中に貝泊に入る。 写真館の家賃を払いに・・・。
 
今は忙しい時期なのでゆっくり滞在も出来ないのが残念なのだけれど、家賃だけは払わないとね。
 
今日は裏の大家さんに家賃を払っただけで写真館の中には入りませんでした。入ると掃除やら何やらで
 
時間が掛かりそうなのとふくふく牧場さんに前回の御礼を兼ねて寄ろうと思っていたので早々に写真館を離れる
 
事にしました。
 
 
 
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何時もと違う道を貝泊写真館に向かう。 途中の色付いた大きな木を撮ってみた。
 
この道は中央牧場の中を通り貝泊に入る林道です。 絶景とまでは行かないけど中々紅葉が綺麗な
 
ルートですが、途中は材木の切り出し作業をしているのでお勧めは出来ないですね。
 
 
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ふくふく牧場から向かいの山並を撮ってみました。 今日が1番良い見ごろの紅葉かも・・・・。
 
これから段々と色が無くなって行くんだろうとおもいます。
 
 
 
タイトルに有る残念な事・・・・・。
 
貝泊地区を走っていると、貝泊コイコイ倶楽部の代表、蛭田さんと偶然会う。地域の中の国有林の中で・・。
 
国有林で有りながらコイコイ倶楽部が管理している場所なのだけれど、そんな場所では山を守る為に森林の整
 
備、管理をコイコイ倶楽部がメーンとなり地域の方々が大切に管理している。その苦労は趣味や酔狂で出来る
 
物ではない事なら良識、常識のある方なら分かりますよね。
 
そんな場所で様々な試みをしているのは意外と知られていないのではないでしょうか?里山体験学習などが
 
1番馴染みが深いんだろうけど、それだけじゃないんですよ。 季節のキノコ栽培やその他の活動は地域山林
 
を守る為には大切な作業・・・・そんな作業や試みを心無い一部の方(自分はハッキリ言います、泥棒)が
 
山を荒らすだけじゃなく地域の努力している方達の心を痛めている事を知るべきだと思う。
 
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写真は ” むらさきしめじ ”今年は群生が出来たと案内していただいた。 森の中に数箇所あるらしい・・・。
 
でも、キノコ自体が自然発生した訳じゃないんです。数年かけて自然の中で栽培したものです。
 
今年はキノコが出てきたけど、去年は出て来なかったそうです。そんな数年来の努力が今年は実になった
 
そうです。 実は近所にも同じ場所が有り昨日は同じ様にキノコが出ていたらしいですが・・・・。
 
今日になったら全部根こそぎ無かったそうですよ。 そんな話を聞いて国有林、国民の財産・・・でも、自分たち
 
が山を管理出来るだろうか?増してや地域活性の為に地域団体が国から山を借り受け管理、整備している
 
場所・・・・そんな場所での心無い泥棒行為だと言う事を理解して欲しいと思います。
 
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貝泊写真館の有る貝泊地区、写真館長として、こんな看板を見かけたら是非!!看板の案内に従って
 
欲しいと思います。 勿論、キノコ以外の動植物の採取禁止も地域に関わらず社会ルールだよね。
 
秋の里山、彩も空気も気分も良いとおもう・・・そんな里山散策もお勧めです、でもルールは守って欲しいと
 
切に思います。
 
 
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こちらは ふくふく牧場の奥様に頂いた” ハタケシメジ ”味より食感がいいらしい・・・・。
 
このキノコは普通なら今の時期はもう終わっている種類らしいです。
 
 
 
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 そんな今日の午前中の予定を終えての帰り道すがら・・・。写真の砂防ダムの溜まりにヤマメを見た。
 
来年、解禁日に来ようと決めた。  勿論、内緒です。
 
 
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山の上から手入れされた田んぼを撮る。
 
 
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里山も、もう少し色付くのだろうか・・・・?
 
 
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そして間も無く、彩の無い、長い冬が訪れる。
 
 
地域に密着してみないと分からない事が沢山あると思う・・・。自分も地域に密着しているとは言えないけど・・・
 
密着していないからこそ常識を大切にして地域に溶け込みたいと思っている。
 
地域のルール、街内とは違うかも知れないけれど街内だって地域の暗黙のルールが有ると思う。
 
そんな地域のルールに良し悪しは確かに有ると思う。でも、こんな里山のルールは単純、自分の損得より
 
地域活性と言う前提の下のルールだから・・・・。