いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

ロケットストーブを使ってみた。

皆さんはロケットストーブと言う物を知っているだろうか? 
こんな記事を見つけました。  http://bluetailhappiness.ldblog.jp/archives/3419449.html 自分は初めてしりましたよ。 そんな無知の自分に(有)船橋ステンレス工業 http://omoshiroikoto.com/ 様から年末に、オリジナル制作のロケットストーブを使ってみてくださいと連絡が入りました。 年末は忙しく貝泊写真館に向かう事が出来なかったのですが、年が明けた6日に年始のご挨拶と写真館の家賃を払う為に写真館一泊予定で出向きました。
今回の目的の一つとなったロケットストーブ使用結果のご報告をいたします。 自分なりの使用報告と言う事ですので専門的な事は一切省きますのでご了承くださいね。
 
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今の時期の写真館・・・水道から落ちる水滴がこんな感じに凍っていました。 以前もこんな写真を載せましたが半端無い寒さが有りましたよ。 普段住んで居る家ならこんな事も無いのだろうけど、普段住んで居ない写真館全体がヒンヤリ冷えて居るんでしょうね。
 
 
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        今回使ってみた船橋ステンレス工業様オリジナルのロケットストーブはこんな形でした。
        勿論、ロケットストーブの実物を見るのは初めてでした。
 
 
 
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構造はこんな感じです。 左の写真下に突き出た煙突みたいのが焚口で、普通の煙突と同じ径でここで薪を焚くんですよ。 右の写真が本体内部です。本体と焚口と繋がる煙突の間に空間を持たせて有り、砂利が本体半分位まで詰めてありました。 制作者の話では砂利の上で焼き芋が出来るんじゃないかとの話でした。
 
 
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焚きつけはこんな感じで薪を燃やします。 本体も冷えて居て火が安定するまでは写真の様に炎が上に出てきますが燃えてる火が安定し、更に本体が温まると炎がストーブの中に吸い込まれて燃え始まるんですよ。
 
 
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この写真も炎が安定していない状態で、焚口と直結する煙突から煙が出ています。 ロケットストーブの特徴は燃焼効率が良く、炎が安定すると煙も出なくなるんですよね~。 焚口の薪も写真の様に立てて入れると下で燃えているので、薪が自然に燃えながら下がって行くんですよ・・・・理屈では・・・・。
 
 
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炎が安定してきました。 炎が上に上がらずロケットストーブ内部に吸い込まれて行くように燃え始めるんです。
こんな状態になると煙は殆ど出ません。 炎の勢いのバランスで灰が出てきますが・・・・。
 
 
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直接鍋を乗せて煮炊きが出来そうです。 写真では前回失敗したビーフシチューに性懲りもなく再挑戦しています(笑) 
 
自分なりの感想を言います。 制作者が事前に言っていたのですが、ストーブと言うより釜戸的な感じですと言う事でしたが、確かにストーブとするなら温かさが有りませんでした。部屋の広さも関係するのでしょうが、やはり後のドラム缶薪ストーブの方が温かいでしたよ。 ただ、今回の様に煮炊きするならロケットストーブの方が良いと思いました。
燃焼効率の良さ故に、この焚口の大きさだと頻繁に薪を補充しないと直ぐに薪が燃えてしまう為、薪の補充タイミングを間違うと煙が沢山出て来ます。 煮炊き口と煙突は別に出来ないものだろうか・・・・。
本体の大きさによるのだろうけど、今回の薪自体の大きさが大き過ぎたと思いました。 写真の薪の半分位の太さが良いんじゃないかと思いました。 と、言う事は薪の大きさも意識して割らないといけないと言う事です。
燃焼効率が良く煙が出ないと言っても鍋にススが間違いなく着きます。 鍋のお掃除、後始末は間違いなく大変でしょうね。
 
今回のオリジナルロケットストーブは船橋ステンレス工業様の試作品と言う事で細かい改良点が有ると言う事でした。 自分が感じた事は制作者さんも感じている事は間違いないと思いますが、初めてロケットストーブなるものを使った自分的には燃焼効率の良さには確かに驚きましたよ・・・。合わせて炎が上に上がると言う事は常識だと思っていましたが炎が内部に吸い込まれていく事に驚きました。
 
ガスを引いて居ない貝泊写真館にとって釜戸的な今回のロケットストーブは心強い味方になってくれる事でしょうね。 因みに薪は近所に掃いて捨てるほど有るので助かります。
 
(有)船橋ステンレス工業・・・・家庭用の焼き鳥器、燻製器、防災用品などなどオリジナルステンレス加工品を制作しております。興味のある方は直接ご連絡お願い致しますね。