前撮り・・・自分の撮影スタイル。
前撮り撮影が続いています。 本格的なブライダルシーズンに入ったんだと自分も身体で感じ始めています。
11日、2組のカップルさんの前撮りをしてきました。
撮影が重なってしまうかも・・・と、思っていましたが
段取りの良い時間配分で重なる事も無く、無事に撮影を終えました。
午前、和装の良く似合うお嫁さん・・・色内掛けに合わせた
髪飾りがバッチリですね。 以前はなんでもかんでも大きな花を
髪飾りに使っていた時期もあったのですが、最近は内掛け、雰囲気に
合わせての髪飾りが多くなり、美容師さんの努力がうかがえる様になりました。
カメラマンごときが生意気なのですが、やはり新婦の雰囲気
衣装、彩に合った小物を使って頂くと気持ち良いですよね(笑)
撮影開始は緊張していましたが、お二人の自然な笑顔が出てきました。 こんな笑顔が出て来ると自分も乗ってくるんだよねぇ~。 写真を見て分かる方は分かると思うのですが、自分は殆どストロボを使いません・・・。
写真が堅くなるのが嫌なんです。 余程の状況じゃ無ければストロボは使わず、自然光を生かし露出コントロール撮影を自分は基本としています。
雰囲気を変えて・・・。 撮影の段階から使う時はモノクロにしょうと決める事が多いです。 勿論、撮影はカラー撮影です。 カメラ機能にモノクロが有るのだけれど、カラーをモノクロに後処理で出来ますが、モノクロをカラーに戻すのは困難なので撮影は全てカラー撮影です。
ハイキーな写真、こんな撮影は定番です。 写真集の表紙にも使えるし、
何より開放絞り設定で今までの型物と言われるスタジオ撮影では無かった
撮り方でしょうね。
因みにハイキー、ローキーと言われる写真を勘違いされているカメラマンさんが
多いと思うのですが、露出コントロールで明るく撮る暗く撮る事をハイキー・ローキー
と思っている方が多いと思うのですが、写真全体、背景や衣装も含めて明るめの
構図を取り、露出コントロールは白を出すための味付け程度だと思ってください。
ローキーは逆で背景、衣装も含め暗めの写真で合わせて露出コントロールは
黒を締める為の味付け程度だと思ってください。
要は露出を間違えて飛んでしまった写真をハイキーとは言わず
同じく露出を間違えてアンダーになった写真をローキーとは言わない
と言う事です。
ロケ撮影に出ました。 午後の陽ざしの定番、ラインライトを生かします。
あくまでロケ撮影なので、完璧な写真は望めない場合が常なのですが
なるべくイメージに合うアングルを探します。そんな状況での朝日、夕陽は
心強い味方になる自然光ですよね。
2歳のお子様に普段と違う装いのパパママにブーケを届けてもらいました。 こんな演出を出来るのがロケ撮影の良い所ですよね(笑) でも、2歳の子供・・・ブーケを渡さず戻ってしまったり、ブーケをポイしてしまったりと中々思い通りにはなりませんが、こんな写真が撮れただけで満足ですよ(笑)