シェフのこだわり

おはようございます、昨晩から今朝にかけてゆっくり寝ました。　車中泊でも寝る事は出来たのですが、夜中に目が覚めて２回程トイレまで歩きました・・・やはり自宅で寝るのとは疲れが違いますよね。

今朝の記事は飲食店の紹介と言うより、普段知る事のない料理人、シェフの拘りを紹介したいと思いました。

料理に対しての拘りは料理人それぞれに有ると思います・・・。でも抽象的な拘りも多く、聞いても分からない事も沢山有ると思いますが、今回の料理人さんは分かりやすく、結果が料理に出ているので好印象な拘りだと思いました。

　　　　　　　　　　　　　　え～っ　そこ？？　そんな拘りですが、写真を見てください。

料理ジャンルはイタリアン、写真は生パスタを使ったカルボナーラを作っています。　

調理風景を撮るため厨房に入りスタンバイしますが、なかなか調理が始まりません。　シェフがすみません、もう少し待ってくださいと言いながら別な作業をしていました・・・長めの待ち時間が有り撮り始まりました。

パスタ料理を作っている方なら上の写真を見ただけで違和感を感じると思いますが・・・・。

彩り野菜のペペロンチーノを作っています。

お客さんが調理風景を見る事は少ないと思いますが、厨房で作業風景を見る事、写真を撮る事が多い自分は気が付きました・・・、今まで数多くパスタ料理の調理作業風景を見て来ましたが、全てのシェフが調理用トングを使っていますが、今回のシェフは　箸　を使っています。

撮影を待たされたのも　箸　が準備されていなく店員さんが買いに行っていた為だと分かりました。　新規オープン前のお店で、この日も開店準備に追われている中の撮影で、調理に使う箸が無かったみたいでした。

箸を使うのが拘りだと言っていました・・・箸が無く買って来るまで撮影を待たされた事だけでもシェフの拘りが伝わってきましたよ。　シェフ的に箸を使う理由が色々有るんだろうけど、自分は盛り付けの写真を撮って居る時に理由の一部が分かった気がしました。

料理は素材、匂い、味は勿論の事、見た目が大切な事も知っていると思いますが、今回のシェフは見た目も手を抜かない調理をされていましたよ。　　トングでパスタを捻りながら盛り付けをするイメージが有りましたが、箸を使う拘りが写真を見て分かって頂けたと思います。

彩り野菜のペペロンチーノが出来上がりました。　盛り付けが丁寧だからと言って時間が掛かって居る訳ではありません・・・短時間の鮮やかな盛り付けでした。

シェフにストレートに聞いてみました・・・パスタ料理で箸は邪道ですよね・・・うん、そうかもしれないと素直に言っていましたが、別に決まりが有る訳じゃなく要は工夫と結果です。　自分の仕事に対する考え方と似た所が有ると感じた会話でした。

茄子とベーコンのトマトソースを作っています。

撮影とは別に新たに作って頂いたパスタを頂きました。

乾麺に慣れていると生パスタは独特の食感が有ると思いました。　モチモチした食感で美味しかったですよ～。

生パスタのお店REGALOイオン福島店１F　１７日にオープンしました、お買い物ついでにお立ち寄り下さいね。