いわき市貝泊写真館日記・別館

里山の日常、趣味の渓流釣り、仕事、日常感じる事を写真と共に見て頂く写真ブログです。

全竹ロッド使用

こんにちは、大分心地良く過ごせる天気が続いています。   そんな昨日、釣りに行きました・・・釣りは勿論の事、何度もブログアップしているオリジナル渓流ロッドを使ってみたいと言うのが理由かな・・・貝泊写真館の家賃支払いも兼ねての渓流入りでした。

ロッドが出来上がって直ぐに渓流でテストした記事を書きましたが、その時のフィーリングで自分が希望したセパレートタイプは微妙にバランスが悪く、結果的に竿茂さんが全竹で作ったロッドの方がバランスも良く今後の渓流釣りに使うと決め、実際の釣りで使ってみて改めて悪い所、気になる所を知りたいとの思いも有りました。


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ロッドのテストも兼ねていますが、一応釣りなので明け方一番で渓流入りです。 日曜日と言う事も有り、一番乗りしないと釣れないと思いました。 予想は的中で後半の行程に入るとまったく釣れなくなったと思ったら、途中から入った釣り人が二人、自分の前を歩いていましたよ・・・。


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    和竿職人が作った、その名も 竿茂スペシャル 渓流ロッドです。 


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この日、一番サイズのヤマメが最初に釣れました・・・20センチ超え。 竿の感じですが、ポイントを狙ってルアーを投げるにしても魚が釣れた時も今まで使っていた既製品のロッドと殆ど変らず強度にも不安は有りません。


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気になった事、ガイドの問題だと思うのですが、一番大きな手前のガイドの高さが低い為だと思うのですが、ルアーを投げた時と巻き戻す時に感じるラインの擦れ感が微妙ですが有りました。 ラインが絡むとか切れるトラブルは無かったのですが、微妙な擦れ感は改善の余地が有りますね。



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    渓流も水量が有り、濁りも程良く釣果も順調です。 またまた20センチ超えのヤマメが釣れました。

竿茂さんの作る竹竿は殆どが海釣り用で、海以外の釣竿はへら鮒用の竿を特注で作った事が有ったくらいで 渓流ロッドは自分の制作依頼が初めてですが、使ってみて竹材、釣竿の知識はプロで流石だと思いましたね。


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         ロッドが良い訳では有りませんが、20センチ超えのヤマメがまた釣れました。
         川の状態が良いのだと思いますが、ロッドの不安は殆ど有りません・・・ロッドより
         釣りに集中出来ましたよ。


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写真は20センチ前後の魚しか撮っていません。 最近は自分も大人になり15センチ前後の魚は全てリリースしています・・写真を撮った合間にリリースした魚が同じ数だけ釣れていて、左側のヤマメはリリースです。

この後、まったく釣れなくなり、足跡で釣り人が途中から入った事を知りました・・・追い掛けるように釣り進み二人の釣り人に追いつき、釣果の話を少しして自分はその場でこの川の釣りを終えました。


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     時間が有ったので、以前W君が尺ヤマメを釣り上げた川に移動して同じ行程を釣り進みましたよ。 

釣果はゼロでしたがヤマメとイワナをバラシました。 ヤマメはかなりの大物だったとおもいます、W君が釣りあげた尺ヤマメより2センチは大きかったですよ(笑) ポイントは違いましたけど、居るんですよねぇ~大物が・・。


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今回の釣りは竿茂さんが作った竿茂スペシャルロッドを使いました・・・既製品と違う全竹ロッドなので強度が一番気になった所ですが、強度に問題は無いと思います。  ロッドの性能、使いやすさ、収納の良さは既製品に敵いませんが、思ったほど悪くは有りません・・・多少、扱いずらさが有ったとしても自分が作った(今回のロッドは竿茂さん制作)オリジナルロッドを持つ、使う喜び、愛着は既製品に無い満足感が有ると思います。
ちなみに重量ですが、以外にも既製品ロッドより軽いかも・・・今度作る事になったオリジナルロッドは間違いなく既製品より軽くなると思います。

この日追いついた二人の釣り人の目線が自分の持つロッドをチラチラと見ていました…こんな何気ない優越感が全竹オリジナルロッドには有ります。

と、言う事でもう一本オリジナルロッドを作る事になりました。 勿論ですが竹材は自分で選び、ガイド取り付けと螺鈿塗装以外、取っ手サイズ、竿サイズを自分で決めて切り出し、組み込む全竹のKotaスペシャルロッドを作る事にしました。 今期の釣りに間に合わないと思いますが、来期には間違いなくデビューさせますよ。